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2014年6月27日金曜日

ゲリ豪

 語るに足る経験もなく、さらには誰に頼まれたわけでもないのに日々ブログを綴るというのも、いいかげん白々しいことに気付き始めた自分。そんなどうでもいい自意識なんか雨に流しておしまいなさい、という内なる声を聞いて外を見ると、とつじょ親の仇のような豪雨が八丁堀にもやって来ました。梅雨時とは思えないゲリラ豪雨の襲来。季節から外れていると言えば、古本屋稼業も同様で、どちらがより季節外れかゲリラ豪雨V.S.古本屋の様相を呈している6月も終わりにさしかかったアンニュイな時間帯。こんな時にはショパンのノクターンをかけて、あえて憂鬱な気分にひたっていたい。しかしあまりに眠くなりすぎるので、途中から小さんの時そばに変更。しかしあまりに蕎麦が食べたくなりすぎるので、途中からCDを消して無音状態に。CDを聴いていただけなのに、睡眠欲と食欲を刺激されて仕事になりません。ではこの商売において、仕事とは何か。それはお客様の物欲を刺激することでしょうか。仕入にも力を入れております。どうぞお運びくださいませ。



『VOU 59』
VOUクラブ発行 1958年1月
北園克衛、坂本稔、清水俊彦、堀内れい子他

山本悍右による雨降りの写真詩

街に雨が降る
ぼくの部屋は
破片でいっぱいだ

SOLD OUT



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