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2017年5月3日水曜日

幾逆何光

3(水)〜5(金) 茣蓙上古本市『open study at gyakko』を開催

6(土) 日本橋タワー広場の日本橋こっとういちに出店

6/8(木)〜11(日) 『点店5』開催


 恩寵のように爽やかな気候のゴールデンウィークの谷間、清澄白河の幾何では、古物商にしてアーティスト、じんた氏の企画展『open studio at kika』が始まりました。古い紙ものを使った制作風景を見せながら、仕入れた古物も販売するという趣旨のイベントです。
 幾何の白を基調にしたガラス張りの店内に、じんた氏の乾いた作風の作品がよく映えて、あたかも西海岸のギャラリーに来たかのようです(行ったことありませんが)。ウインドウの什器には、食べかけのシャケのサンプルや巨大なタラバガニに襲撃される貨物船の模型などが飾ってあり、いっちょ一儲けしてやろうという意図を感じさせない(本心は窺い知れませんが)ユーモアが、清々しさに拍車をかけているように思えました。会期中に作品が出来上がっていくので、店内の風景も少しずつ変わっていくのでしょう。何度も足を運ばなければいけません。
 当店はそこに便乗して、上記の企画を始めています。この時期の八丁堀は例年、人類滅亡の悪夢を思わせるほどに人の気配が消えるので、いっそ休みにしようかと思ったのですが、物置きの在庫整理も兼ねて、本をゴザに広げて100円で販売することにしたのでした。じんた氏の企画のような創造性はありませんが、こちらも一応言うなればワーク・イン・プログレスです。お待ちしております。




大きなガラスによる最高の採光。うらやましい。 
古地図や魚の絵をキャンバスに貼り付けた作品。
何枚も欲しくなります。           

ここに腰掛けて・・

こんなふうに制作をします。



こけしのような木型がずらりと並んでいます。
この無機的な反復がほのかな可笑しさを誘います。


ところ変わって逆光店内。収拾つかずにいる段階。

収拾つかず。

少しつきました。



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