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2016年4月11日月曜日

いざ最悪の方へ

17日(日) 有楽町東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店
22日(金) 仕入のため14時開店
27日(水)・29日(金) 筆鋒鋭い「雄壱郎雑記」が好評の相田雄壱郎氏による金継ぎ教室開催のため18時閉店

なにとぞよろしくお願いいたします。


 長野県松本市まで行商に行ってきました。日帰りでは苛酷なので、高速バスで前日入り。途中、諏訪近辺の事故で一般道へ迂回。低速バスになってしまいましたが、街中にありながら山懐にいだかれて尚且つ湖に近いという、豊かな土地柄を窺い知ることができて、これなら縄文人の住みたい土地ランキングの上位に入るのも頷けるなーと思った次第です。
 定刻から1時間遅れで松本に到着、宿に荷物を預けてから城下町散策に出かけました。まずは腹ごしらえですが、野麦で蕎麦食って直後にマサムラでお茶という暴挙に出てしまいました。これが松本マジックというやつでしょうか。
 その後バスで松本民芸館へ。『雑器の美 日本のやきもの』という企画展を今月17日まで開催中です。洗馬、染屋、入道といった、いきなり目の前に出されても何焼きか言い当てられそうもないものばかり並んでいました。特筆すべきは、ここを訪れるすべての人を震撼させずにはおかない、松代の「ひよこの水やり」でしょう。なんでまたこんなものが地球上に産み出されてしまったのか、大いなる疑問符を消し去ることができません。


これが伝説の「ひよこの水やり」。



 陳列されているものが駒場に比べると遥かにユルいので、見ている間は薄笑いを禁じ得ないのが、ここのいいところかもしれません。展示物撮影可というのも素敵です。

シーサー

奪衣婆

松本民芸館外観

 いい陽気だったので、復路はとぼとぼと花見がてら歩いてみました。来るときにバスから見えた松本城の桜もすごかったのですが、そこらに植わっている樹もモッサリと花をつけて、まさにこの日が見頃といった感じでした。


いつだってトンガっている常念岳を    
見つつ花吹雪に塗れながら歩いていました。

モサモサ

国宝


 さて次の日の蚤の市は、木工作家三谷龍二氏のギャラリー「10センチ」にて開催。当店史上稀に見る大惨敗で、松本の地にくずおれたまま二度と起き上がることも適わないので、このまま三谷さんに食わせてもらって生きていくことも考えましたが、なけなしの気力を振り絞って、またもマサムラへ。ベビーシューとショートケーキを食べたら割とあっさり復活しました。




 というわけで、今は八丁堀に戻っております。今週もよろしくお願い致します。


仕入も少しできました。








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