鮮度管理という面で見れば、古本だって古道具だって、たしかに鮮度は大切で、同じ商品をいつまでも同じ場所に置いておけば、場が淀んでくるものです。理想を言えば、どんどん売れてがんがん仕入れることで、常に店内には新鮮さがみなぎり、それにより会計に頭を悩ます必要のない店主もいつまでも若々しくいられるということです。
ふた昔ぐらい前の古物の店だと、店内奥の帳場に因業そうな親爺が偉そうに腰掛けて、お客に一瞥をくれたきりあいさつもしないで煙草をふかしたり、足の爪を切ったり、アサヒ芸能の袋とじページを丹念に破っていたりしたものです。それはそれで残しておきたい風物でもあるのですが、残しておきたいなんて言葉が出る時点で、すでに死滅の一途を辿っていると言ってもいいのでしょう。
新しい風景をつくりだす才能を持つ若者を誑かして片っ端から古本屋に仕立てる才能を持った人を見つける才能を持った人がどこかにいないでしょうか。
奥 鎬の徳利 高さ14,2 胴径6,5 口径2,9 底部径5,6センチ SOLD OUT 左 うねりのあるコップ 高さ8,5 口径4,8 底部径3,5センチ SOLD OUT 右 コップに転用できる蝋燭立て 高さ7,3 口径6,3 底部径4,7センチ SOLD OUT 涼やかなガラスの器をご紹介です。 冷酒でもワインでもジュースでもなんでも合います。 |
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