なにか事を起こすに際して、皆それぞれ切実な思いを胸に秘めているのならば、それがなんであれ、とやかく言う筋合いはないのでしょう。とはいえ、端からは金の使い方を間違えていると思われることに関して、人は直ちに各々自分の欲望に換算して非難を始めます。私のように、古本屋を始めろと言う者、それだけあれば高麗茶碗のいい手が買えると言う者、住宅ローンの残りを立て替えておけと言う者、ベビースターラーメンが100万袋買えるじゃないかと言う者など・・。こうして欲望が縦横無尽に交差し、どの欲望が誰の欲望なのかもはや分からない、愛には愛で感じあう高度資本主義社会が形成されるというわけです(すごい適当)。
開業前の当店。什器もなく在庫もない、海のものとも山の ものともつかない感じですが、今もたいして変わりありません。 |
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