なにとぞご了承くださいませ。
10/5(日)は有楽町の東京国際フォーラムで開催される大江戸骨董市に出店いたします。
天気は不穏な方向に傾きつつありますが、晴天を祈りながら、楽しいと思っていただけそうなものを準備中です。
10/5(日)は有楽町の東京国際フォーラムで開催される大江戸骨董市に出店いたします。
天気は不穏な方向に傾きつつありますが、晴天を祈りながら、楽しいと思っていただけそうなものを準備中です。
トマス・ピンチョンの『重力の虹』上・下がついに刊行されました。新潮社の「トマス・ピンチョン全小説」の当初予定されていたシリーズの最終配本です。全国有力書店店頭にて平積みされているのを見ることができるかと思いますが、版元や取次の配本パターン等ののっぴきならない事情もありますから、在庫がないからといって、ただちにその書店が無力であるという証左にはなりません。追って入荷があるか、その気配がなければ注文しておくことをオススメいたします。
価格は上・下巻で税込9,072円。この値段で味の良いそば猪口などを見つけるのは、かなり至難であると思うので、ピンチョンのこの翻訳本は不当に安いと言わざるを得ないでしょう。初期の手の猪口が3〜5万ぐらいとすれば、『重力の虹』には13万8千円ぐらい付けてもおかしくありません。そば猪口とピンチョンを比べるのは、少しおかしいですが。なにしろ、13万8千円出さなくてもこの途方もない小説が読めるというのは、斜陽と言われている業界の出来事とは思えないぐらいに度外れて恵まれた事態です。ちょっとしたお祭り気分かと思いきや、今のところ誰かの口からピンチョンという固有名詞が発せられたところを耳にしていません。不思議です。
価格は上・下巻で税込9,072円。この値段で味の良いそば猪口などを見つけるのは、かなり至難であると思うので、ピンチョンのこの翻訳本は不当に安いと言わざるを得ないでしょう。初期の手の猪口が3〜5万ぐらいとすれば、『重力の虹』には13万8千円ぐらい付けてもおかしくありません。そば猪口とピンチョンを比べるのは、少しおかしいですが。なにしろ、13万8千円出さなくてもこの途方もない小説が読めるというのは、斜陽と言われている業界の出来事とは思えないぐらいに度外れて恵まれた事態です。ちょっとしたお祭り気分かと思いきや、今のところ誰かの口からピンチョンという固有名詞が発せられたところを耳にしていません。不思議です。
ジャンクや見捨てられたものへの偏愛が満載の小説『重力の虹』上・下 |
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