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2014年10月15日水曜日

オホーツク、モッズ、その他

10/17(金)は所用のため開店が16時頃になります。
10/18(土)は仕入のため13時頃の開店です。
なにとぞよろしくお願い致します。

 三軒茶屋のキャロットタワー3階にある生活工房ギャラリーで開催中の「7つの海と手しごと《第5の海》オホーツク海とウイルタのイルガ」を開店前に見てきました。役所の出張所の空きスペースの陳列コーナーといったおもむきですが、展示はきれいでキャプションも手抜きがなく、そのうえ入場無料です。《第5の海》ということは、同じコンセプトの企画がすでに4つ開催されていたわけですが、寡聞にして知らずに今まで生きていました。 
 ついでに記しておきますと、《第1の海》がカリブ海とクナ族のモラ、《第2の海》が北極海とイヌイットの壁かけ、《第3の海》が地中海とトルコのイーネオヤ、《第4の海》がギニア湾とヨルバ族のアディレだったそうです。不勉強でいずれにもしかとした知識はありませんが、こういう企画が通る世田谷区の豊かさに、仄かな嫉妬と羨望の念を抱かずにはおれません。
 この生活工房ギャラリーの11月からの企画が「モッズスーツと洋服の並木」。いったいどういう経緯を踏まえれば、今の日本でこんな小粋な企画が実現するのでしょうか。そろそろ洋服の並木を語るにはうってつけの時期が来たようだ、と誰かが言い出したら満場一致で採決されたとでも言うのでしょうか。ことによると、康芳夫みたいな人物が世田谷に関する文化事象一般のプロデュースを全権委任されているのでは、と疑ってみたくもなります。生活工房ギャラリー、断固として侮れない存在です。


土器の破片 アグアーダ文化
アルゼンチン 7世紀頃
現在のペルーとアルゼンチンの国境付近の山の麓に
栄えた文化。アグアーダとは貯水池の意。    
線刻されているのはジャガーの目と爪の部分。  
最長部5.5×5.3センチ


SOLD OUT


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