8/29(金)・30(土)は仕入のため14時に開店いたします。
どうぞよろしくお願い致します。
先ほどからボコンボコンと何かを殴打するような音が、店の外から聞えてきます。調子っぱずれながら、明らかに人為的なリズム。小学生男子がゴミ捨て場の段ボール箱でも叩いているのかと思って外を見ても、音の出どころを確定できません。それはまるで、微かな風に乗って世の果てから流れてくる呪術的なパーカッション。界隈の人間すべてをトランス状態に陥れる地獄の鼓動。そのうち、頭脳警察の世界革命戦争宣言でも聞えてきやしないかと耳をそばだてるも、歌声は聞えず。1階のビストロの夕方の仕込みの匂いが、鼻を突くのみ。お腹が空いた・・。そして現時点での来客はゼロ。この音が町から人が消えた原因!?いや、人は普通に歩いている・・。とすると、この事態は単なる営業努力不足?だとすれば慌てることはありません。原因さえ分かれば一安心です。ということですので、皆さまのお越しをお待ちしております。
関根弘は工場労働者から詩人になった。 プロレタリア思想を基盤に、アヴァンギャルドと リアリズムの融合を目指した。 |
『死んだ鼠』 関根弘 飯塚書店 1957年12月20日初版 |
SOLD OUT |
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