他は定休の日曜日以外には開けておりますので、
暇を持て余してしまいそうな方はどうぞお出掛け下さい。
店に来る途中の都営浅草線車内にて外国人力士をひとり見かけました。本場所興行がないからか浴衣ではなく、グレー地に白のストライプスーツ姿で、手を組んで肘を腿の上にのせて寝ています。ブルガリアなのかグルジアなのか、欧州系の顔立ちと見受けました。相撲はほとんど無知なので、顔を見てもしこ名は分かりません。肩口から腕廻りの分厚い体つきから察するに、幕内なのでしょうか。やがて電車は蔵前に到着しました。力士とはすべからく蔵前に集合するものだと思い込んでいたので、やおら立ち上がり車内が大きく揺れやしないかと身構えていたのですが、彼は起きる気配を見せません。不動の寝姿を保ったまま、次の浅草橋に着くあたりでようやく目を覚ましました。どうやらここが降りる駅らしく、悠々とした動作で立ち上がりその全貌を見せると、途端に車内が狭くなりました。そして半分ぐらいに身を屈めて電車を降りていきました。
それにしてもあの体の大きさ。もし追っかけていって、ぶつかり稽古の一番でも申し出ていようものなら、おそらく今日は開店できなかったかと思います。危ないところでした。
東北の三つ組椀 江戸時代前期 ねっとりとした漆と堅牢な塗り。 SOLD OUT |
飯椀 口径13,6高さ7,9高台径7,7センチ |
羹椀 口径12,4高さ5,1高台径6,9センチ |
引入合子 口径11,7高さ3,6高台径6,5センチ |
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