7/16(水)は仕入のため14時の開店です。
18(金)も仕入のため14時の開店です。
よろしくお願いいたします。
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で7/15〜9/15まで開催の企画展示「
弥生ってなに!?」を見に行ってきました。現時点での弥生文化の研究成果を発掘物や復元模型などでレイアウトした楽しめる展示です。
佐倉駅に向かう京成鉄道の快速の車窓から、青々と広がる水田とその彼方に印旛沼が見えるのですが、その様がいかにも豊かな土地という印象をもたらします。実際、佐倉には各時代ごとの重要な遺跡が見つかっており、関東の中でもことさら濃厚な歴史の層を重ねて発展したことが伺えるのです。
駅から通称歴博までは歩いて15分。今日の陽気ではけっこう汗ばむ距離ですが、モサモサに茂った緑とどこからか感じられる水の流れる気配が気持ちよく、気にせず歩けます。歴博は佐倉城趾の一角に建てられていて、坂の上の小山のてっぺんに位置しています。下には水が流れるお堀があり、かつては鬱蒼としていたと思われる木々がお堀に囲まれるように生えています。樹齢数百年はありそうなケヤキにアオバズクがつがいで寝ているのをおじいさんが撮影していました。
さて、一個の大人たる者、博物館や美術館に来てまで生涯学習だとか心の洗濯などと世迷い言を言ってはならないでしょう。こうした場所にわざわざ来る目的はただ一つ、盗んでも自分のものにしたい(by洲之内徹)展示があるかどうかを確認するためです。
ショーウィンドウがとつぜんランボルギーニカウンタックのドアみたいにスライドしだして、「ご来館の皆さまにタイムサービスのご案内です。ただ今から1分間、展示物のうちでお好きなものをお一つのみ差し上げますので、どうぞ奮ってご参加下さいませ。」というアナウンスが流れたとしたら、自分ならば何を持ち出すか。目を常にその緊張状態に保って館内を見て廻る覚悟が必要です。
今回の歴博では迷わず、宣伝のアイコンに使われている青森県砂沢遺跡の土偶を持って帰ります。これが東京国立博物館あたりだと、なかなか一つには決められず、せめて3つにしてもらえませんか、とトーハクの広報室に電話しそうになります。
皆さまが今までどんなものを持ち出してきたのか、拝見する機会がありましたら嬉しく思います。もちろん妄想の話ですが。
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国道の脇道を通って歴博へ。
なんてことのない通りですが、新興住宅地には
ない土地の雰囲気があります。 |
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茅葺きの家がありました。 |
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歴博下に育つ木々。 |
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お堀。流れがあります。 |
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歴博敷地内。自然が豊かな証でしょうか。 |
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国立歴史民俗博物館入口 |
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帰りにこんな商店を見つけました。 |
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