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2016年9月1日木曜日

倶利伽羅倶楽部

9/2(金) 仕入のため15時の開店です。
9/5(月) 所用により17時半までの営業です。

インスタグラムで店内の商品を紹介しております。こちらから→👃
フェイスブックもどうぞご覧ください。こちらから→👀

 8月後半は疾風怒濤の日々を過ごしておりました。nestさんnoeudさんとの3人展『キワッキワのど真ん中』を終えた次の日、店内復旧もそこそこに宮城県鳴子へ日帰り出張。温泉の利権を巡っての一般競争入札に参加するため、などといった用事ではなく、10月に当店にて個展を開催する当地在住の漆工家小野寺公夫さんとの打ち合わせのためです。とか言って、小野寺家で冷やし中華をご馳走になってきただけなので、交通費の無駄遣い?とも思ったのですが、新幹線に乗ることができたので良しとします。展示会の詳細は、追って当ブログやFacebookでお知らせいたします。
 そして今年もまた日頃お世話になっている先輩のお誘いで、仕入と研修を兼ねた旅に行ってまいりました。去年の夏は滋賀県まで出向きまして、その時の様子は特に意味のない二部構成のブログとして綴られております。よろしければこちらをご覧ください→
 今回は石川県の倶利伽羅峠へ。木曾義仲が牛の角に松明をくくり付けて、敵陣へ突進させたという火牛の計で有名な土地です。その顰みに倣って、自分も頭頂葉に和蝋燭を13本ぐらい立てて臨まなければならない程度には切羽詰まった状況です。背水の陣を敷いたお蔭なのか、いくつか新しい物が入りましたので、徐々にインスタグラムなどでご紹介いたします。
 旅は、まず交換会前日に金沢へ前乗り。当然ながら夜は宴の席が設けられるわけですが、場所はなんと「かなざわ玉泉邸」という相当に腰が引ける料亭。同じ資格を有するとは思えないほどのヒエラルキーが存在する業種なので、自分にとっては明らかに場違いなのですが、だからと言って「自分、外でうどん食ってくるからいいっス」などという不粋はあり得ません。ここは有り難くお相伴にあずかりました。この先、口にすることも無いだろう可能性が高いので、記念に何枚か写真を撮っておきました。


鱧です。艶やかで肉厚。         
「秋刀魚の味」の東野英治郎になったつもりで
いただきました。            

能登牛。イギリス産の岩塩とともに。
のどぐろ。北陸の名産だそうです。         
自分に供された分が小さい気がしたので、もう一個  
くれー、とシュプレヒコールを上げそうになりました。
締めの麦飯です。               
おこげの部分を!と意地汚くリクエストしました。

 というわけで、分不相応のエネルギーをチャージして活力が漲っています。9月もどうぞよろしくお願い致します。



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