ページ

2016年9月5日月曜日

ヴィヴモン ディモンシュ!

18(日) 有楽町東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店いたします。
25(日) 2週続けてフォーラムの大江戸骨董市に出店いたします。

10/1(土)〜12(水) 宮城県鳴子在住の伝説の塗師小野寺公夫氏の個展『漆工礼讃』を
開催いたします。


 日曜日。店も休みで蚤の市への出店もないということで、昼近くまで大いなる惰眠を貪ってから、近所を徘徊してきました。見上げる空も高くなり、身にまとう空気もさらりと軽やか、本日は絶好の散歩日和、と思って外に出たら、亜熱帯ばりの高温多湿に意気阻喪。かと言って引き返すのも面倒臭いので、そのままそぞろ歩きに出発。この蒸し暑さでは、半径数百メートル圏内を行き来して終わりそうですが、夏枯れで腐敗しかけた脳内を活性化させるために、ふだん通らない道を歩いてきました。
 勝手知ったると思い込んでるこの界隈も、さすが最後の下町と異名を取るだけあって、ちょっと小径に入り込めば、ラビリンス感溢れる路地が目の前に広がります。路地と言えば、中上健次的なのもの、森山大道的なもの、ヴァルター・ベンヤミン的なものと様々なイメージをもたらしますが、この場合はちばあきおのキャプテン的なそれです。神社と見れば、少年が至近距離でノックを受けていそうな感じというか。
 密閉空間の中で蒸されているようで、出発するや否や体力は削られていきます。十六茶をがぶ飲みしながらの下町彷徨。これだと脳が活性化するというよりは、むしろ以前より機能が低下する畏れがあります。小腹も減ったし、たこ焼きでも食って帰ろうという流れで、キラキラ橘商店街の名店「こんこん」へ。近くの神社で座って食べてたら、鳩たちがそれよこせと言わんばかりの顔つきで寄ってきました。熱々の炭水化物を放るわけにもいかず無視していたら、シケてやがんなと一声啼いて散っていきました。
 それからフラフラの体で家路につき、果汁を55%も使用しているという大人なガリガリ君のぶどう味を食べてお茶飲んで夜まで昼寝。おそろしく贅沢な日曜日でした。今週もどうぞよろしくお願い致します。

根津・谷中とは違った下町風景

グローバルシーンに対応したリアルエステートを
お探しの方に向けて、こんな場所もあるのです。

とても小さいガードレール。むしろこっちが
守ってあげたくなります。         
通称「こんにゃく稲荷」と呼ばれている神社。
誰もノックはしていませんでした。     

いつか2号店を出せる日が来たら、
ぜひにも押さえておきたい物件。 

中目黒や学芸大学辺りとは、またひと味違う
ファニチャーを販売している家具店。   
突如神輿に遭遇。 
以前にも見た素敵な佇まいのショップ。

取ってつけたように、最近の店内写真を。
 どうぞ遊びにいらしてください。     




 

3 件のコメント:

  1. 鈴木さん、ニアミスですね。昨日は押上方面に散歩に出かけ、キラキラ橘商店街中ごろにある「すみまめカフェ」でお茶をしてきました。ハトヤでうやうやしくショーケースに並ぶコッペパンを買おうか迷ったのですが、今回は眺めるだけで帰ってきました。次回は是非トライしたいと思っております。のんびりした休日を過ごすには最高の場所ですね。

    返信削除
    返信
    1. はい、荒田さんのFBの投稿読んで、どこかですれ違ったかなと思いました。あのコッペパンは先鋭的なインスタレーションのようなディスプレイですよね。気になる店が軒を連ねる商店街です。

      削除
    2. このコメントは投稿者によって削除されました。

      削除