大きなガラス越しに外を見ると、路面電車の行き来が目に入って、にわかに興奮します。人間という生き物は、路面電車や懸垂式のモノレールを見ると幸せを感じるものです。お蔭でセロトニンとドーパミンがほどよく分泌され、いい仕入ができそうな錯覚を覚えました。このまま路面電車で世界の果てまで乗っていきたくなりましたが、そんな誘惑を抑えてタクシーで交換会会場へと向かったのでした。今回買った品物は、店や骨董市などでご覧に入れる機会があるかと思います。どうぞよろしくお願い致します。
会が終われば張られる宴。今回は1→2→3次会出席と、自分としては珍しく、飲み会エリートのような立ち振る舞いをしてしまいました。芸州の濃密な土地の力の賜物でしょうか。次の日は、原爆ドーム→お好み焼き→安芸の宮島という半日弾丸観光。僅かながらも、日本の縮図と言われる広島の豊かさに触れた気がしました。ふだん中央区の平坦な地に居るので、少しの接触が却って印象を濃くしたかのもしれません。
帰りの新幹線では、隣席の人が日本酒の小瓶を空けて、仕入れた盃にせっせと味付けをしており、最後の最後まで仕事への意識を途切らさないプロフェッショナリズムに感動したのでした。
橋と夕焼けと路面電車。何もかもが申し分ない光景。 |
架線と石畳。 |
宴会場までの道のり。佇まいからレベルの高さが 伺える店があったような気がしました。 |
二次会でしょうか。一升瓶入れてます。きちんと 空けました。 |
たしか三次会の店です。 |
次の日。爽やか。しかし台風が徐々に接近していた。 |
心の中で勝手に姉妹都市条例を締結。 |
有名店、来ました。 |
各自注文したものを強引にシェア。写真映えを 狙った盛り付けのはずが、残飯のような出来栄え。 が、美味かったです。 |
こんな光景が普通に見られるという。 |
架線と分岐フェチが昏倒しそうな街並。 |
終点マニアが号泣しそうな絵面。 |
来ました、宮島。厳島神社の鳥居。 |
わーーっと駆け寄る間もなく撤収。帰りの新幹線の 時間が迫っていました。 |
鹿が。 |
台風に追いかけられての帰還でした。隣りには 独り宴会をする人。 |
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