というわけで、人生を賭けて6/9(木)より中央区の古道具即売イベント『点店3』を開催いたします。この前の日曜日に予定されていた大江戸骨董市が、天候不順のため前日に早々に中止が発表され、足腰が立たなくなるほど意気消沈したので、鬱憤を晴らす意味も込めて、かつてないほどの気合いで搬入と陳列を済ませたのでした。
書肆逆光での今回の組み合わせは、教草&じんた&逆光。三人寄れば文殊の知恵か三ばかトリオかは歴史が証明するとして、荷解きしてみんなの品物を合わせてみると、どんな詩人も描写できないような不可思議な光景が広がったのでした。古手のインド更紗と木製巨大ピンセット。イクラの卵と縄文土器片。人体模型と李朝の木版地図。これらが同じ空間内に仄かな違和感を湛えながら並ぶ姿は、なかなかの圧巻と言えない気もしないではありません。
素晴らしくかっこいい木彫の鳥が、店内に 入ってすぐに目に飛び込んできます。 |
夢の中のような光景。ブニュエルというよりは フェリーニ的。 |
かつて同一平面上に並んだことのない物たちが 棚に収まっています。 |
このあたり、天然生活読者にもすんなり 受け入れられるようにとセットアップしました。 中央の人体模型の一部は、ぜひランチプレートに 使ってほしいとは、じんた氏の弁。 |
テーブルの下にはハギレがいっぱいです。 江戸期の布も多く用意されていて、見応え 十分です。教草さんがこの日のために 泣きながら集めてきたものです。 |
こう見ると地味で普通に見えますが、 わりと珍しい物も並んでいます。 |
梅雨に入り雨の予報も多くなってきましたが、『点店3』にお運びいただき、4店舗9業者のそれぞれの心意気を感じ取っていただけたら幸いです。お待ちしております。
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