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2018年12月6日木曜日

逆走せよ!黄梅サンダーロード!!

青い空 いつまで どこまで耐えられるのか
              ーーーマイナーリーグ

 展示会のお知らせDEATH。12/25(火)-28(金)、1/4(金)-6(日)の7日間、弊店逆光にて『Oubai 漆・蒔絵展』を開催いたします。年内最後にして年始最初の、年をまたいだ展示会。「Oubai」の屋号で大江戸骨董市やイベントに出店している工藤さゆりさんが選んだ、蒔絵を中心とした漆器を展示販売いたします。江戸時代後期以降の金銀粉や貝殻などによって装飾された漆器が、Oubaiさんの主軸商品です。が、このあたり、根来や合鹿みたいなブランドが確立してるわけでもなく、石斎とか権六のような作家性で推すわけでもないという、売り買いするにはちょっと難しいカテゴリーであります。明治維新で上層の身分が解体してしまって、そこに抱えられてた各地の職人勢は大きな打撃を被ったと。そこで腕利きたちは、輪島に移って経済力を付けつつあった庶民階級を相手にハレの家財を作ったり、輸出振興の波に乗って万国博覧会向けの工芸品を手がけたみたいです。装飾の技法も豪華絢爛になって、いま見るとどうなんだこれはというのも結構あるわけですが、そこにOubaiさんは果敢に切り込んでいって、今の暮しに合うものを拾い上げてくるという次第なのです。
 漆器、それも蒔絵となると、いかにもハレの器と思われがちですが、使って楽しいならば断固として普段から使わなければならぬ!という、蒔絵界の伝道師として時代を逆向きに激走して止まないOubaiさんが、ついに八丁堀に降臨します。万障お繰り合わせ且つお誘い合わせの上でお運びくださいませ。
 ※お配りしているDMの営業時間が12時→18時となっていますが、正しくは12時→19時です。どうせ間に合わないと諦めることなくお出掛けください。
 
 12/26(水)はイベント内イベントとして、18時半より逆光店舗にてOubai工藤さんと哲学者の鞍田崇さんのトークを開催します。漆と民藝を軸として、縦横無尽、四方八方、前後左右に話が展開する予定です。酒とその他の飲料水&おつまみを用意してお待ちしております。お一人1,500円。ご予約は逆光で一括してお受けいたします。メールアドレスgyakko3@gmail.comまでお名前・お電話番号を明記の上でお申し込みください。小さなスペースですので、先着15名様で締切りとさせていただきます。→満席となりました。ありがとうございます。





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