8(金)・9(土)・10(日) 教草〜繕いの古布〜開催
布を求めて異邦人のように彷徨い続ける教草さんが集めた見どころのある
繕いの古布の展示即売会。逆光ももちろん併せていろいろ並べます。
お運びをお待ちしております。
12(火)・16(土) 会津若松の暴走特急、相田雄壱郎氏による金継ぎ教室開催のため
店舗営業は18時までです。本堅地の漆椀に乗って太平洋横断を目論む氏のブログ
『雄壱郎雑記』をぜひ夏の読書一覧に加えてください。
17(日) 東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店いたします。
24(日) 乃木神社骨董蚤の市に出店いたします。
インスタグラムにもお目通しを。こちらから→👃
人はパフェのみにて生くるにあらず、とは言うものの、すでにこんな暑い夏には、何か体温より遥かに冷たいものを摂取せずにいられません。聞けば、今夏の日本はラニーニャという現象に見舞われるために、例年以上に暑くなるとか。梅雨が明けたときの恐ろしさを思えば、パフェを喰うぐらいどうってことないじゃないか、という前提で臨んだ日曜日の大江戸骨董市。あてがわれた場所が植樹の真下のため、太陽の直射を避けられたのは幸いでしたが、高湿度によりジワジワと蒸され、時間の経過とともに体力は徐々に削られていきました。それでもこの暑いさなか、多くの人に立ち止まって物を見ていただき、張り合いのある半日でした。
今回の骨董市で見た凄いものといえば、じんた氏が持って来た「発掘土器弁当」です。先にインスタグラムで写真は見ていましたが、実物は初見。新潟出土の縄文中後期の土器片をプラスチックの弁当箱に詰めて売っているのですが、考古遺物がオリジン弁当のような佇まいで並ぶ様子は、少なくともジェフ・クーンズのレディメイドあたりはすでに越えているように思えました。じんた氏もまた時代の結節点に現れる天才のひとりなのでしょうか。ひと頃言われた新感覚骨董とかいうのも、これで完全にとどめを刺されたのだと思い知らされ、熱中症に罹ったかと思うほどに膝を震わせながら自分のブースに戻ったのでした。
で、帰りに浅草のフルーツパーラーゴトーに寄ったのですが、この時期の各媒体の冷たい甘味特集的な発信によるものか、店前にはなかなかの行列。それを見て腰が引けるようでは、パフェを食べる資格なし!と心の中で偉そうに叫んで列につきました。今回注文したのは、千葉タクミ農園「完熟カトリーナマンゴーのパフェ」1,980円(税込)。清水の舞台どころか、三仏寺の投入堂から飛び降りるぐらいの価格帯。
大地に漲る善きエネルギーをすべて結晶させたような 鮮やかな色。糖度が高く味が濃い。 |
全体像。駒引きの絵馬は特に意味は ありません。 |
図に乗ってカットフルーツまで注文。 山梨産の桃。 |
暮れゆく下町の空。 |
というわけで、分不相応のパワーを充填しましたので、今週も暑さに負けず頑張ります。どうぞよろしくお願い致します。
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