24日(土)は詩のイベント「詩について・対話編」のため店舗は貸切りとなります。
なにとぞご了承くださいませ。
25日(日)は乃木神社骨董蚤の市に出店いたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
昨日の大江戸骨董市では、売上額最低記録を更新。はたして打開策はあるのか!?と道端に疑問符を叩きつけるも、跳ね返って顔面を直撃。恐るべき現実に堪えながらの帰途。そして苦悩のあまり夜も眠れず。というのはウソで、早起きしたのでむしろ熟睡できて、却って普段より健やかな気分で朝を迎えました。冬の朝陽はとても気持ちがいいものですね!というわけで、儘ならぬ浮世の習いに翻弄される日々が続いておりますが、今後ともよろしくお願い致します。
さて、上記24日の詩のイベントについて。当店は場所の提供のみですので、当日店主は脇でヒンズースクワットでもしながら見物してるだけです。概要は、詩人の古溝真一郎さんが詩を実作している人たちに声をかけて、集まった同志が各々の詩を読み合い、批評し合うというもので、ことによったら殴り合いも辞さないと言ってた気がします。まさに文壇が機能していた頃の新宿ゴールデン街の様相を呈するのでしょうか。だとしたら、誰が中上健次で、誰が若松孝二で田中小実昌なのか。あまり煽ると傷害予備罪か現場助勢罪でも適用されかねないので止めておきますが、何かが始まる(もしくは終わる)予感はします。
詩を読み詩を愛する者はすでにして詩人であるという三好達治的スタンスに立てば、別に著作を出してなくても、それが生業となっていなくても、詩人という人種は存外多いのかもしれません。そもそも詩を以て生計を成り立たせているのは、日本では谷川俊太郎だけだとはよく聞く話です。詩人の書いた詩を詩人が読み回すという構図は、業者間で買い支え合う古物商に似ていなくもありません。狭い世界の中の自家発電で終わるのか、どこからともなく奇跡のような閃光が迸るのか、散文的欲望が充満する世界に対する詩的なものの闘いが、八丁堀二丁目で密やかに繰り広げられます。
『詩劇 ミルクの森で』 ディラン・トマス 国文社 松浦直巳・青木庸效訳 1967年12月20日初版 ピポー叢書82 カバー擦れ汚れ 小口天シミ 『ポウ詩論集Ⅰ 詩の原理』 国文社 前川祐一・工藤昭雄共訳 1959年4月20日初版 ピポー叢書58 書込みアリ 『うれうれうぐうす小人』佐々木洋一 青磁社 1975年4月15日初版 |
上から SOLD OUT 1,300円 SOLD OUT |
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