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2014年12月22日月曜日

崩落の人

年内は29(月)まで営業いたします。
28(日)は乃木神社で開催される骨董蚤の市に出店予定です。
お運びをお待ちしております。

年明けは1/4(日)に有楽町東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店、
5日(月)より通常営業です。
よろしくお願い致します。

 昨日は当店の貴重な収入源である大江戸骨董市に出店、恐るべき寒波の襲来を予期して、完膚なきまでにみすぼらしい防寒対策で臨みましたが、口ほどにもない寒さにやや肩すかしといった感じでした。さらに足下からの底冷えを防ぐために履いてきたゴツい山靴のせいで、店からの搬出時に奥行の狭い階段を踏み外してしまう体たらく。閃光のように煌めく死の予感。走馬灯のように脳内を駆け巡る懐かしい思い出。二回連続で当たったマルカワのフーセンガム、食べ過ぎてしまった三色トリノ、遠足のバスのシートの隙間にこぼしまくったベビースターラーメン、甦る記憶はなぜか駄菓子のことばかり・・。
 さて、両手が塞がったままで崩れ落ちゆく体を無理に立て直そうとしたために、右腰と右膝を捻ってしまいました。云うなれば、アルゼンチンバックブリーカーとヒールホールドを同時にかけられた状況ですから、文弱の徒である自分などひとたまりもありません。とか言いながら、何事もなかったようにスタスタと国際フォーラムに駆けつけ出店準備。売って売って売りまくって、終わったらベンツにでも乗って帰るかと息巻いていたのですが、出足は不調。もりもりとビーフカレーを食べ終えたあたりから、ようやく物が動き始め、懸念していた餅代もなんとか捻出できそうです。それも通販サイトの最安値のパックのお餅ではなくて、魚沼産の杵つき餅ぐらい食べても罰は当たらなそうです。とはいえ、「人は餅のみにて生くるにあらず」と言いますから、当分はつましく暮らしていく所存です。
 では、今週もよろしくお願い致します。

李朝 白磁碗
口径15.6 高さ8.6 高台径7.1センチ

灰色がかった青白色の堅手と呼ばれて  
十把一絡げに扱われている雑器の碗です。
              九条ねぎをちらした素うどんが合いそう              
  ですが、一玉入るか微妙な大きさ。    
雑煮ならいけます。              





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