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うつわノートに台形がやって来る。いつの頃からか、そんな謎めいた噂が巷に流れはじめました。聞けばこの度の企画では、古書・古物の販売だけではなく、飲食の提供もするというのですから、ふだん国立のお店でやってることをそのまま川越で再現するわけです。もとよりいろんな物や人がやって来るうつわノートですが、今回は店が一軒丸ごとやって来ました。モールに専門店が出店するインショップ形式ではなくて、なにしろ店舗が丸々もうひとつ別の店舗に入れ子のように収まって営業する仕組です。例えてみれば、豊島園の敷地でサンリオピューロランドが操業するようなものでしょうか。一体どういうことなのか。とにかく疑問は現地で解消しろという、宮本常一の心意気で川越までフィールドワークに行ってまいりました。
国立界隈で台形を贔屓にしている人たちにしてみれば、川越までの出張期間は休業されてしまうのですから、ともすれば理不尽な企画だとも思われかねません。しかし何も思われないでいるぐらいなら、むしろ憎まれた方がいい。「愛の反対は憎しみではなく無関心である」byマザー・テレサ。そんな想いが辣腕・うつわノート松本さんの胸に去来しなかったと誰が言えるでしょうか・・。などと思っているうちに川越に到着。久しぶりの蒸し暑さ復活で、なかなか苛酷な環境の小江戸の街。いつもなら意気揚々と歩いていくところを、思わず小江戸名所めぐりバスに乗り込んでしまいました。うつわノートへは川越駅東口バス乗り場3番から出ている小江戸名所めぐりバスで喜多院前下車、そこから徒歩1分です。
今回の展示タイトルが『台形展 キッシュロレーヌと土俗面』。もしかしたら有史以来、一度もなかった組み合わせかもしれません。それがどんなものかは、どうぞ実物をご覧になってください。悠久の時の流れをもってしても、出逢うことのなかった物たちによる新たな概念の創出。夏休みの怖るべき思い出づくりに、ぜひおすすめ致します。
入るなりこんな感じです。美味しいスイーツを 提供する場所とは思えません。 |
右を見るとこう。 |
後ろを振り返ればこう。 |
不可思議な飲食空間。 台形的概念とうつわノート的概念の邂逅。 |
冷珈琲とタルトフロマージュ。 相当美味いです。 |
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