31日(金)は仕入のため13時半からの開店です。
なにとぞご了承くださいませ。
昨日は乃木神社の骨董蚤の市に出てまいりました。真夏に半日、ただ黙って外に身を晒しながら買ってくれる人を待つという、気楽さと過酷さのあいだをゆらゆらと揺蕩う不思議な商売だと思いました。
次回の行商は8月2日(日)の大江戸骨董市。乃木神社は木陰があるからまだしも、東京国際フォーラムは時間帯によっては一切死角なしの状況に陥りますから、相応の準備が必要です。熱中症対策のみならず、太陽からの放射エネルギーを跳ね返す頑健な身体構造と、売上げがなくても落ち込まない強い精神を鍛えなければいけません。
実際、小売業にとって8月はもっとも残酷な月です。商品が回転しない、すなわち現金収入がないにもかかわらず、暑いと言っては赤城乳業のガツンとみかんを食べ、疲れたと言ってはフルーツパーラーゴトーで静岡産マスクメロンパフェを食べてしまう。そんなことで有意義な将来設計のための資産形成ができるのでしょうか。というか、生まれてこのかたそんなこと考えついたことがあったでしょうか(いや、断じてない)。と、反語を駆使してまで言うことでもないのですが、それほどまでに8月は恐ろしいということです。ただ、初旬には森岡書店茅場町店にて蚤の市が開催されるとのこと。その流れには、鮮やか且つ爽やかに便乗したいところです。
というわけで今週もよろしくお願い致します。
あまり脈絡のない品揃えでお待ちしております。 左から 山茶碗 SOLD OUT、鈴木六林男句集『国境』 SOLD OUT 新治廃寺平瓦残欠、成島焼の餌入れ SOLD OUT 壊れたクリップ、赤べこSOLD OUT、石槍 SOLD OUT |
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