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2015年6月1日月曜日

水無月だョ!全員・・

4日(木)は仕入のため15時頃の開店となります。
5日(金)は仕入と所用のため営業時間は13時〜18時半です。
なにとぞご了承くださいませ。

7日(日)は東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店いたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。

そして12日(金)〜21日(日)には、中央区所在の古道具屋が満を持して
放つ展示企画「点店」が開催されます。当店は日本の染織品を主に
扱う教草(おしえぐさ)さんとの共同展示です。
教草・逆光とも、枯れ果てて流す涙もないほど仕入に邁進しておりますので、
どうぞよろしくお願い致します。


 松方弘樹が釣り上げたマグロは「すしざんまい」が落札か・・と、誰もいない店であえて声に出して呟きたくなる、6月はそんな季節なのかもしれません。
 さて、先日の土曜日に開催された「第3回 詩について 対話篇」で頂きもののウイスキーを詩人たちに提供したところ、意外にもみんなガブガブ飲むのには驚きました。詩と酒なんて紋切型の組み合せは、現代詩という先鋭的な表現を生きる者にとっては、忌避すべきことなのかと思いきや、割とふつうに飲んでました。かといって、別にヴェルレーヌ風のデカダンな雰囲気に包まれることもなく、ごく淡々と会は進行。そんな中で、今回は恐るべき傑作詩が持ち込まれました。著作権を尊重してここにアップはしませんが、詩を実作している人は、必読の一篇です。
 詩人が言葉を見つけるように、弘樹がマグロを釣り上げるように、古物業者は物を探してこなければなりません。そうして集められた物が店に並んだときは、多少調子っぱずれでも詩のようになっていてほしいものです。
 というわけで、今週もよろしくお願い致します。


鉄琴

服を着たネズミが二本足で立つという
 斬新なキャラクターが鍵盤に線刻されて
います。             

       SOLD OUT            





 
 

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