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2018年5月2日水曜日

仔鹿のまなざししざなまの鹿仔

 6,000年ぐらい前の日本は平均気温が今より2度ほど高くて、そこから起こる海水面の上昇で海岸線は現在よりずっと陸地に迫っていたという、地質学で云うところの縄文海進ですね。最初の調査が有楽町で行なわれたので、有楽町海進とも言われています。このところいやに暑い日が続いてますが、気象庁によると平年比+2度だそうで、もしかしたら図らずも海進気分を味わっているのかもしれません。
 さて、その有楽町からほど近い八丁堀の当店にて、民俗芸能情報サイト「仔鹿ネット」によるイベント『第三回 仔鹿のまなざし -全国編-』が5/12(土)18時から開催されます。一、二回は数ある芸能から「八戸えんぶり」にフォーカスしてお送りしました。今回のテーマは"郷土芸能で日本一周"だそうですから、旅での出来事を交えつつ民俗芸能についての概括的な話が聞けるかもしれません。主宰の高橋亜弓さんと彼女を支援する人たちの身を挺しての取材には毎度驚かせられます。いつの世も体ひとつで事を成す人の話というのは面白いものです。民俗・郷土芸能って一体何なんだというと、鎮魂とか豊年祈願などの行事なんですが、その由来来歴には様々な謂れがあれど、やはり底の底には縄文文化という共通の意識の層が流れているように思えます。といったことを考えつつ、美味い日本酒とおつまみを飲み食いしながら、いろいろ見聞きするというイベントです。会期も押し迫ってのお知らせになってしまいましたが、ご参加をお待ちしております。上記に貼り付けたFacebookページに予約フォームがありますので、そちらからご応募ください。


直近の店内写真です。気になるものが写り込んでましたら
お気軽にご連絡ください。この狭い店にイベント時には
20人ぐらい入ります。不思議なことです。      

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