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2017年11月6日月曜日

リットゥ

11/11(土)〜19(日) 松井寛泰写真展『Labyrinth
9(木)・10(金)は搬入・陳列のためお休みです。

11/25(土)・26(日) 『目黒セントラルマーケット』に出店

12/7(木)・8(金)・9(土) 『点店終点』


 止まない雨はない。ということで、日曜はひと月ぶりの行商でした。灰色の空から落ちてくる雨が、まるで露店商たちの涙のように見えた10月を何とかやり過ごして、霜月一週目の日曜日は恩寵のような快晴。ただ前日までの暖かな空気が一変して、ジッとしてると底冷えしてくるような寒さでした。あまりの寒さに3時を回る頃には帰り支度を始めて早々に撤収、浅草のフルーツパーラーゴトーへ。店の前は結構な人だかりで、この寒いのにみんなよくパフェなんか食べる気になるな、と呆れながら4種の柿のパフェ(1,280円)というのをいただきました。ほんとは洋梨のパフェが目当てでしたが、用意してた分が切れてしまい追熟中とのこと。一両日中には再開するそうなので、お出かけの際には問い合わせを入れるといいかもしれません。
 しかし本当に言いたいのはそんなことではなく、松井寛泰展の宣伝をしないといけないのです。日本ではオリジナルプリントで写真を見るという習慣が根づいていませんが、松井さんの職人肌が遺憾なく発揮されたゼラチンシルバーによるプリントの美しさを体感するには、実物を見ないでは始まりません。職人気質ということでは、先日展示会を催した小野寺公夫さんとも共通するところがあって、図らずも「まだ見ぬ職人列伝」のような展示が続くことになります。
 写真は複製可能なペラペラの1枚の紙ではなく、もっと絵画や彫刻のような物感を携えたモノであることが、オリジナルを目にすると分かると思います。松井寛泰の写真を見たあとは、浅草に出て洋梨のパフェを食べるというのもいいでしょう。皆さまのお越しをお待ちしております。

善光寺参りと同じく、一生に一度は見ておかないと
いけない写真です。              

富有柿と太秋と東京御所と東京紅を使用。富有柿以外は
区別がつかず。                  





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