15(日) 東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店
20(金) 仕入のため14時開店
22(日) 乃木神社骨董蚤の市に出店
屋号に書肆を冠する割には、何屋だか分からない店を運営して右往左往している人間というのは、地球上に結構な数が存在するものでしょうか。自分もまたその一人ですが、転がり続ける我が暮しの楔となり、初心を思い出させてくれる店が駒込にできたと風の噂に聞いて行ってきました。
「BOOKS 青いカバ」という店名の古書店(一部新刊あり)がそれで、店主は小国貴司さん。かつてリブロ池袋店で、マネージャー的役職にも就いていたことのある人物です。小国さんとは、まだ自分がカタギの生業に従事してた頃に、月に一度招集される会議めいた集まりで顔を合わせています。役員の猛襲を躱し、いかにその場を凌ぎ、無事生還することだけが課題であった自分に比して、彼は上司に対して発展的な意見を口にし、常にクレバーに振る舞っていたと記憶しています。ゆくゆくは会社を背負って立つ眩しさを発散しつつ、言葉の端々にどこか独立独歩の気風のあるのを感じてもいました。
商品の主軸は小国さんが好きな文芸のようですが、趣味実用書やコミックなども置いて、ひとりよがりにならない棚を画策中で、町に根付いた本屋を作っている真っ只中といった感じです。10年後に「青いカバか・・。あの頃は初々しかったな。」と言う資格を得るためにも、今のうちに全速力で走って駆けつけなければならない古書店です。
駒込駅から六義園を越えて不忍通りを渡って右。 青い庇が目印。 |
気鋭の店主の姿がチラっと見えてます。 |
チラっ。 |
棚が全部埋まっていないので、ぜひ素晴らしい本を 持ち込んでください。買取鋭意敢行中とのこと。 |
こんな感じです。 |
カバのカバーをかけてもらえますよ。 |
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