大雪が降った次の日のゆで太郎。在りし日の活気は すでに無い。 |
自分にとっては日本銀行券と同等の価値を持つと言っても 過言ではないクーポン券。 |
ということで、諸行無常っぽい品物のご紹介です。
白鳳期の瓦の残欠3点。 左:山王廃寺軒丸瓦 中:山王廃寺軒平瓦 右:不明の軒平瓦 |
左:最大残存7×4 厚さ2センチ 中:最大残存11×11 厚さ2.8センチ 右:最大残存11.4×6.8 厚さ3.7センチ sold |
山王廃寺は群馬県前橋にあった7世紀後半の寺院。 現存遺品の少ない石鴟尾がこの寺で見つかっていて、 かなり華麗な寺院であったようです。豪族・上毛野氏の 氏寺と云われています。山王廃寺の軒丸瓦には単弁の ものもありますが、これは複弁の蓮華文です。 |
山王廃寺の三重弧文軒平瓦です。白っぽいあがりで、 弧の部分は丸みがあって柔らかな雰囲気です。 |
四重弧文の軒平瓦です。これ、どこの寺院か分かりません。 三重の智積廃寺の瓦に似ているようですが、だとすると、 白鳳末〜天平初期にかけてのものです。山王廃寺のものと 比べて、手取りが重く焼成も緻密な感じです。 |
エリマキトカゲの鉛筆キャップです。エリマキトカゲは 1984年に三菱ミラージュのCMの地を走る姿で大流行を 巻き起こしました。これもそのブームに乗じて作られた ものだと思います。1984年はグリコの毒物混入脅迫事件や マハラジャ麻布十番店オープンのあった年です。 |
片側の目のシールが取れていることでいっそうの侘しさが 募ります。 |
7×6センチ sold |
品物についてはメールでお問い合せくださいませ。どうぞよろしくお願い致します。
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