この場合は結論が先に決まっていますから、帰納法的に遡って考えた方がよさそうです。本の売上を妨げているのは、何をおいてもインターネットの普及でしょうか。ネットによって情報媒体としても嗜好品としても本は効用を失ってしまったと考えると、まずはネットを使えなくしたい。それには、駆除の困難な全世界規模のウィルス感染による長期に渡る通信障害などが起こるといいですね。ウィルスをばらまくのはハッカー。ハッカーは総じてIQが高い。IQの高い人間を育てるには胎教が重要。胎教にはモーツァルトの曲が有効。西暦2056年、生誕300年記念でモーツァルトが世界的にフィーチャー。
というわけですので、2056年を境に古本屋が儲かる機運が生まれるという言い方がより正しいでしょうか。あと少しの辛抱です。
『首塚の上のアドバルーン』 後藤明生 講談社文芸文庫 1999年10月10日初版 帯なし 偶然と必然をアミダクジ式につなげる語り口 後藤明生の真骨頂。 SOLD OUT |
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