祭りだということで、体中にいろんな模様が入ったおニイさんたちが、やたらと神輿をぶつけあったり、山車のてっぺんに乗っかって、猛スピードで路地に侵入して電信柱をなぎ倒していくのかと思っていました。どうやら三社やだんじりの映像の記憶が脳内でミックスされて、中央区では起こり得ない祭事を勝手にでっち上げていたようです。もちろん疾走する雄牛に街中を追いかけ回されたり、完熟トマトをぶつけ合うこともしません。あくまで厳かに執り行われるのが山王祭なのです。それでも、ビジネスの町に突如現れる異装の人たちは、空間を非日常化するのに十分の効果があります。思えば、古本屋や古道具屋というのも、必需品を扱うわけでもない無くても別に困らない存在ですが、疲れた日常を異化する不思議な空間なのではないでしょうか。
今日は変な天気で、日が照っていたのに、 とつぜん雷鳴が轟いて雨が降ってきました。 |
塊の中に人がいるのでしょうか。 |
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